HOME > 正覚寺縁起

當山は身延山久遠寺の末寺で、境内拝領地四百三十二坪余、元和四年(一六一八)徳川家康が亡くなって二年後、二代将軍秀忠の時に当時四谷伊賀町(現在の三栄町から若葉一丁目にかけて)に起立した日蓮宗寺院である。その後、寛永十一年甲戌外堀工事の際に現在の場所に転移したと言われている。開山は、蓮光院日耀上人、開基は小田原の浪人上野隼人、法名を正覺院日明といい、その妻の法名を妙性山日如という。妙性山正覺寺という山号寺号はこの二人から付いたものである。
本堂に勧請されている日蓮聖人・毘沙門天・鬼子母神の三体の仏像は、昭和六十三年四月に本堂・客殿・庫裏建替えの際、新に勧請された仏像であり、一本の楠から造られる「一木三体」という方法で作成された。また當山史跡には、大東京百観音の第十五番霊場として故雨宮治郎作の子護観世音菩薩を勧請し、檀信徒に信奉されていたが、戦時中に御像を供出させられてしまい、今では三十五代総理大臣の平沼騏一郎男爵直筆の石塔のみ現存している。
その他、葬儀斎場として四谷たちばな会館を開き、檀信徒だけでなく各宗派・既成宗教の方々にも使用できる会場とし、葬儀を通して當山と仏縁が結ばれることを願っている。



縁起にある子護観世音菩薩
平沼騏一郎男爵直筆の石碑






正覚寺
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